ビジ法3級を5月から勉強を始めて合格する方法

ビジネス実務法務検定は毎年6月下旬と12月上旬に実施されます。ここでは6月のビジネス実務法務検定3級を受験する人で5月から勉強を始める人の勉強計画を紹介します。

ビジネス実務法務検定3級は5月から始めたら十分間に合う

ビジネス実務法務検定3級の合格率は約80%と、受験生のほとんどが合格していることになります。ビジ法3級に合格するための勉強時間は約60時間なので、5月から勉強を始めれば試験まで約8週間あり、1週間あたりの勉強時間は約8時間、1日あたり1時間ちょっと勉強すれば合格できます。ビジネス実務法務検定の基本的な勉強法は独学の勉強方法で紹介しているように、インプットとアウトプットの繰り返しです。

ビジ法3級に合格するために必要なもの

勉強に必要なものは、次の4点です。

  1. 公式テキスト
  2. 公式問題集
  3. 過去問題集
  4. 蛍光マーカー

[ad#co-1]

勉強計画は1週間単位で立てる

勉強計画は1週間単位で立てるのがオススメです。「毎日2時間勉強!」とするのも良いですが、経験上、毎日2時間勉強するのは大変です。学校や仕事(アルバイト)で勉強できないときもありますし、勉強できなかったときにモチベーションが下がります。

オススメの勉強計画は次のとおりです。

1週目 : 試験内容の把握と過去問題分析

2週目 : 内容学習(5等分したうちの1つ)

3週目 : 内容学習(5等分したうちの1つ)

4週目 : 内容学習(5等分したうちの1つ)

5週目 : 内容学習(5等分したうちの1つ)

6週目 : 内容学習(5等分したうちの1つ)

7週目 : 苦手項目の復習

8週目以降 : 総復習

最初の2日 過去問題を見て公式テキストにマーカーする

ビジネス実務法務検定の勉強でまず最初にすることは、この試験で何を学ぶのかを把握することです。把握と言っても全体像を知る程度で結構です。目次とタイトルを見て、サラッと全体を流し読みします。

次にするのが過去問題分析です。ビジネス実務法務検定は定期的に似た問題が出ています。過去問題でよく出題されている項目をチェックすることで公式テキストのどの部分が出題頻度が高いのか、重要性が高いのかを把握することができます。

なお、過去問題を解くときは答えが全くわからなくて大丈夫です。サラッとしか本を読んでいないので解けないのは当たり前。本試験前には必ず解けるようになります。ここで書いていることを信じて過去問題出題箇所を公式テキストにマーカーしましょう。

過去問題マーカーが終わったら勉強開始です。過去3回~5回分くらいマーカーを引けば重要箇所が見えてきます。それぞれ色を変えた方がわかりやすいですよ。

この作業は過去問1回につき1日、過去問3回分をマーカーするなら3日で終わらせましょう。

次の5日間以降 テキストを5分割にして5週間で一通り学習を終える

ビジ法3級を5月から勉強を始めて6月末の試験で合格したい場合、本試験まで8週間あるので、最初の1週は過去問分析期間、最後の2週間は総復習のための期間として考えるため、残りの5週間で公式テキストを覚える計画を立てます。

そこで、まずするのは公式テキストを5分割にします。例えば全部で8章あるとすると、最初の週は1章と2章、2週目は3章と4章、3週目は5章と6章、4週目は…といったように5週間で本を学習できるように区分けします。

公式テキストの読み方と問題集の解き方

最初に公式テキストを読むときは内容をあまり深く考えずに小説を読むようにサラリと流し読みをして、一区分を読んだらそれに該当する箇所の問題を1回解きます。間違えた箇所は必ず公式テキストで何が違うのかを確認してください。

一度問題を解いたら再度公式テキストを読み返します。

再度公式テキストを読み終えたら、もう一度問題集を解いてください。そして再び間違えた箇所を公式テキストで確認します。以下、これを繰り返して、最低でも1週間で3回は行ってください。

なお、問題を解くときに間違えた場合、1回目はシャーペンでチェック、2回以上間違えた箇所は間違い専用の色の蛍光マーカーでチェックします。

7週目

7週目になると一通り公式テキストを読み終えているはずです。公式テキストには、これまで間違えた箇所がマーカーで記されているはずです。

7週目はマーカーが多い箇所を重点的に読み、該当する項目の問題を解きます。

なお、過去問題出題箇所と間違い箇所が重なっている場所は特に注意してください。

8週目

最終週は、公式テキストを7週目と同じように読み、過去問題集を重点的に解きます。

試験当日

試験当日は、公式テキストを持っていくようにしましょう。公式テキストには多くのマーカーが記されているはずです。過去問題で出題された箇所、間違えた箇所など、どれもあなたにとって重要な項目です。

試験では、わからない問題が出題されたとしても焦らないように注意してください。試験は70%以上の得点で合格です。反対に考えると30%は間違えることができるのです。わからない問題はとりあえず置いといて、わかる問題から解くようにします。わからない問題は後でまとめて解きます。問題を飛ばすときにはマークシートの記入ミスに注意してください。

[ad#osusume3]

[ad#co-2]

スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. TACのオリジナル教材が2016年度第39回ビジネス実務法務検定2級3級の試験にズバリ的中したとサイ…
  2. 2017年度受験対策のビジネス実務法務検定公式テキストが販売スタートです。ビジネス実務法務検定は公式…
ページ上部へ戻る